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あけましておめでとうございます。

みなさんにとって、2009年はどんな年だったでしょうか?
そして、2010年はどのような年になるでしょうか?




私自身は、会員のみなさまはご存知のとおり
殺人的な(笑)スケジュールで、世間がこたつで家族でテレビという
12月31日の夜まで東京で仕事をしていました。

12月31日。
仕事を終えて、19時前後の新幹線に飛び乗ると、
帰省のせいでしょうか、いつもより混雑していました。

ふと、思い立って座席から聴けるラジオに、
イヤフォンを差し込んでみると、紅白歌合戦が流れてきました。
いやぁ、イヤフォンで聞くと歌唱力の違いがよく分かりますねぇ。。。
普段聞く事はありませんが、
細川たかしって歌がこんなにうまかったのか…(笑)

そのまま買った弁当も食べる事なく、やるべくタスクをこなしていたら、
気づいたら眠りについていました。
完全燃焼といったところでしょうか(苦笑)
既に、この時点で2010年の結果は出ているのかもしれませんね。



・今後の日本はいったいどうなっていくのか?
・日本の現状はいったいどういう状況なのか?
・そして、世界はどうなっていくのか?
・世界の現状はいったいどういう状況なのか?




今年は、日本の経済も予想どおりのありさまで、
デパートもだめ、コンビニもだめ、スーパーもだめ。

テレビをつければ、パチンコのCMばっかり…
右肩上がりしているのは、
倒産件数という笑えない現実がつきささります。
今後は今よりも平均給与額は下がり、
そして保険料だけは上がっていくでしょう。

私たちの事業は、数々の「ご縁」というギフトのおかげで、
結果として、良い形で本年もやらせていただいております。

先日も、教育事業のスクールで打ち上げを
東京にて行いました。

酒がないとはじまらないという事で、いつものごとく
乾杯のあいさつをしようと思いきや…



みなさんの顔がにやけている。

んっ。。。何かがおかしい。



次の瞬間。なんとサプライズで大きな花束をいただきました。
しかも、直感が鋭い私に分からないように、
前もって準備をしてくださっていたようです。



そして、これだけで終わらないところが
みなさんのすごいところ。
なんと、さらにサプライズが。。。



みなさんが一人一人私宛に書いてくださった寄せ書きの色紙。
自分が歌っている魂の入ったCD。
そして、気が入った鉛筆書きの絵や手紙。
本当に本当にありがとうございました。



この荒れている世の中で、みなさんと出会えたご縁(ギフト)を
心より嬉しく思っています。

この世に偶然はありえません。すべては必然です。
必ずこの出会いには、みなさんそれぞれに肯定的な意図があります。
いったい、それは何なのでしょうか?



変革期の真っただ中にある2009年は、皆さんにとって
大きな変化のある1年となった方もいれば、
そうでない人もいるかもしれません。

私にとっても2009年は、ビジネスオーナーとして
そしていち経営者として、そして個人の進藤慈久として
大きな転換点となる1年となりました。

ビジネスオーナーとしては、個人資産が何百億のオーナーや
世間で知られている人も含む方々と交流させていただいて、
軸は昔から変わりませんが、様々な価値観の変換がありました。

そして、一経営者としては、不況のなか伸び続ける数字にも
感謝を抱きながら、責任の重みをひしひしと感じていますが、
何よりも、お金では決して買う事ができない、
素晴らしいご縁、そして「絆」を感じる事ができました。



そこで気づいた事は、以下の2点に集約されているかと思います。



・本当に自信がある人は、謙虚だし、
・本当に強い人は、感謝を忘れない。




まぁ、当たり前の事を当たり前にできなくなってしまった
今の日本を象徴しているようですね。



世間が、血眼になって「魔法のような裏ワザ」を探している中、
当たり前の事を、様々な視点や切り口で、
当たり前に淡々とやっている方々が生き残っていく時代なのでしょう。

そして、忘れてはいけないのが「器」の大きさですね。
これが一番重要かもしれません。

やはり、会社というものはトップで決まります。



なので、トップの容れ物が小さければ、会社の成長も頭打ちとなります。
だからこそ、トップの容れ物をどれだけ広げられるか。

そして、時代を冷静に見つめながら、当たり前の事を、
様々な視点や切り口で、当たり前に淡々とやれる人間が、
生き残っていくと思います。

そして経営者は、背中を見せるのも大事ですが、
ある一定のところまできたら、
その場から(は)退くのも大事かと思います。
(は)をあえていれているのは、何もしないわけではなく、
もっともっと、チームを良くしていくための重要な仕事があるからです。

今の時代を象徴するかのような
(自分を愛してよ愛してよと言う)経営者は、
いつまでたってもまわりにイエスマンばかりを置いてしまい、
人が育たないという負のサイクルになっている事じたいに、
気づいていない人も多いかもしれません。



ここからは、老子の言葉を引用させていただきます。
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最上の指導者とは
 
いちばん上等なリーダーってのは
自分の働きを人々に知らさなかった。

その次のリーダーは
人びとに親しみ、褒めたたえられ、
愛された。

ところが次の時代になると
リーダーは人びとに恐れられるものとなった。

さらに次の代になると、
人々に侮られる人間がリーダーになった。
ちょうど今の政治家みたいにね。

人の頭に立つ人間は、
下の者たちを信じなくなると、
言葉や規則ばかり作って、それで
ゴリ押しするようになる。

最上のリーダーはね
治めることに成功したら、
あとは退いて静かにしている。

すると下の人たちは、自分たちのハッピーの暮らしを
「おれたちが自分で作りあげたんだ」と思う。

これは国でも、会社でも、家庭でも、
同じように通ずることなんだよ。

老子「道徳経」

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世間の常識から見れば、老子や荘子は
どちらかと言うと、ほら吹きという印象だと思います。

しかし、彼らの話にこそ、特に現代の欲望過多社会に、
深い警告を発っするソリッドな真実があるのではないでしょうか。



だめな指導者は、バカにされる。
普通の指導者は、恐れられる。
よい指導者は、称賛される。
最高の指導者は、いるかいないか分からない。




今なら、京セラの稲盛元会長がサッカー日本代表の岡田監督に
アドバイスしたこの言葉が理解できる気がします。


当たり前ながら、人は生まれて、生き、
死んで、そして去ってゆきます。

時は公平で、だれの1日にも24時間が与えられ、
8760時間を使いきって1年が尽きます。

今日を笑顔で迎えている人もいれば、
そうでない人もいると思いますが、
絶好調でも、どん底でも、
すぐにまた心機一転の節目がやってきます。

しかし、多くの方がこの現実を知っているにもかかわらず、
死ぬ前にもっとも多く口にするセリフは、



「もっとやりたい事をしておけばよかった」



だそうです。

おそらく、これを読んでいる方の中でも
この言葉を必ず言わないと自信をもって
言い切れる人は少ないと思います。

既に、「あの時もっと、あれやっとけば…」と
悔いている人も多いと思います。

見たくない現実ですが、「人は、必ず死にます」



そして、「人生は、ただ1度しかない」



見たくない現実ですが、これが例外なく
皆様にも当てはまる事実であります。

人生の最後に「やりたいことをやっておけば…」と
どうしようもなくなってから、言ったのでは、
それは「私の人生は、負けでした」と言っているようなものです。

そう考えると、充実した人生とは死ぬ時に
悔いが残らない人生ではないかと思います。



悔いとは「できなかった」という結果に対して抱く感情ではなく、
悔いとは「やらなかった」というプロセスに対して抱く感情です。




「いま」「この瞬間」の決断が、将来の皆さんを作ります。
もちろん私自身も、まだまだ修行中の身です。

いつ最後を迎えようが、少なくとも最後までやりきったと言えるよう
これからも、皆様と共に進んでいきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願い致します。



進藤慈久